ビジネスの基本

同僚と上司への挨拶【注意点とポイントのまとめ】

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こんにちは、ZEROです。

 

この挨拶文を書きながら、ふと、未来からやって来た猫型ロボットを思い出しました。

『こんにちは、ぼく、○○えもん』

というのが、お決まりの挨拶だったからです。

挨拶と言えば、遠い惑星からやって来た戦闘民族の人は『オッス、オラ、○空』と言っていますね。

 

でも○○えもんの方はまだしも、○空の挨拶は、ビジネスの場では使えません。

だって『オッス』なんて、上司はもちろん、同僚にすら言えないでしょう?

だったら、会社では、どのように声をかければいいのでしょうか。

今回は挨拶のマナーについて考えてみましょう。

なぜ挨拶が大切なのか、正しい挨拶とは

そもそも、ただ一言

まるたん
まるたん
おはようございます

などと言うだけのことが、どうしてそれほど大切なのでしょうか。

これは挨拶をするということが、社会全体の常識だからです。

とはいえ、うつむいたまま、ぼそぼそと『おはようございます』と呟いたところで、それは挨拶とは言えません。

 

もともと挨拶が生まれたのは、『自分は敵ではない』ということを示すためだったと言われています。

現代ではあえて仲間だとアピールするために使うものではないですが、挨拶で大切なのは、

  • 明るく
  • 相手をしっかり見て
  • 笑顔で声をかけること

です。

 

とはいえ、なにかトラブルがあったなどの緊張時は、この限りではありません。

その場の状況に応じた表情で挨拶をすることが大事です。

 

このことを踏まえたうえで、上司や同僚への挨拶について考えてみましょう。

 

上司に挨拶をするとき、同僚に挨拶をするとき

上司からの挨拶を待たず、あなたから声をかけましょう。

挨拶は、目下の人からするのがマナーです。

とはいえ、上司が先にあなたに気づくこともあります。その場合は、すかさず返事をするようにしましょう。

まるたん
まるたん
 ○○課長、おはようございます

などと、名前を呼びかけると親しみを感じやすいですよ。

 

 

歩きながらではなく、立ち止まって声をかけると丁寧です。

会社に行く途中で上司にあうこともありますね。そんなときは近づき立ち止まって挨拶をするのが丁寧です。

ただこれも、そうできないときもありますから、周囲の状況を見て、臨機応変に行動しましょう。

 

苦手な上司にもしっかり声をかけましょう。

嫌いな上司だから知らないふりをしてしまおうと考えるのは、絶対にNG

苦手な人だからこそ、挨拶をして接点を持つのがいいのです。

相手を選り好みせず、平等に声をかけるようにしましょう。

 

上司が世間話をはじめたら、しばらくはつきあいましょう。

『おはよう。そういえば……』などと上司が話してくるのは、あなたにある程度、心を許している、あるいは認めているからです。面倒だと思うこともあるでしょうが、社内の和のためにも、しばらくはつきあうのがよいでしょう。

同僚への挨拶は、上司ほど気を遣う必要はありません。しかし気がついたらあなたから声をかけること、特定の人だけではなく、親しくない人にも挨拶をするのは同じように大切です。

挨拶をしようとしたときに、上司が電話をとってしまったなど、話しかけられないときもあります。そのようなときは無理に声をかけず、会釈をして挨拶をすませましょう。その後わざわざ『おはようございます』などと言いに行くことはありません。

会社で使う挨拶さまざま

  • 出社したら『おはようございます』
  • 廊下などですれ違ったときは『お疲れさまです』
  • 外回りなどに出かけるときは『いってきます』『ただいま戻りました』

 

  • 食事をごちそうになるときは『いただきます』『ごちそうさまでした』
  • 仕事を終えて帰るときは「お疲れさまでした」「お先に失礼します」

 

上司に「ごくろうさま」は言ってはいけない?

『ごくろうさま』は、苦労をしている人をいたわる言葉です。

『苦労をかけて悪いね』みたいな感じで、上から目線のニュアンスがあります。

 

でも本来は、『ごくろうさま』だけではなく『お疲れさま』も相手をねぎらう言葉なんですよ。

(ねぎらう=いたわりの言葉をかけること)

昔の日本では、目下の人から目上の人にねぎらいの言葉をかけるのは、失礼とされていました。

そのため、細かいことを言うならば、『お疲れさま』も、上司には言ってはいけないということになります。

 

ただ今のビジネスマナーでは上司には『お疲れさま』部下など目下の人には『ごくろうさま』を使うのが一般的です。

 

【おまけ】日常で使う『こんにちは』と『さようなら』社内では?

一般的に、日常で朝以外の時間に人に会うと、『こんにちは』『こんばんは』と挨拶をしますよね。そして別れるときは『さようなら』をつかいます。

 

しかし会社では、その日始めて出勤したときの挨拶→『おはようございます』

退社するときの挨拶→『お先に失礼します』

を使うことが多いので、『こんにちは』や『さようなら』を、社内で耳にする機会はそれほど多くはないでしょう。

 

とはいえ、会社によっては『お疲れさま』の代わりに『こんにちは』を、『お先に失礼します』の代わりに『さようなら』を使っているところもあります。

社内の和を乱さないためにも、ここはあなた自身のこだわりを優先するよりも、周囲と同じ挨拶を選ぶようにしましょう。

何事も、臨機応変が大事です。

 

会社内での挨拶まとめ

重ねて言いますが、人間関係を良好に保つうえで、挨拶は欠かせないものです。

逆に言えば、仕事ができても挨拶ができなければ『あの人はマナーがなっていない』と言われてしまうのです。

仕事で成果を上げるのは難しくても、挨拶ならば、簡単にできますよね。

ぜひ明日から、明るく元気な挨拶をするように心がけましょう。