ビジネスの基本

お辞儀のマナーをマスターしよう【今日からデキる人になろう!】

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こんにちは、ZEROです。

 

最近、分度器って使っていますか?僕は今日、何十年かぶりに使いました。

『ビジネスブログで、なんでいきなり分度器ネタなんだよ?』と思っているあなた。

うんうん、気持ちはわかります。

僕もまさかこの1記事のために、分度器を買いに行くことになると思いませんでした。

ということで、今日は角度が大事! ビジネスで大切なお辞儀について、話していきますね。

成功者になるための第一歩。3種類のお辞儀を使い分けよう

3種類のお辞儀の角度

子供のときから、何度もしてきたけれど、意味について考えたことはあまりないお辞儀。

接客・サービス業をしていた方でもなければ、角度を意識することはないでしょう。

でもお辞儀って、思っているより奥が深いんですよ。

 

お辞儀の種類は3つあります。ひとつずつ説明していきますね。

お辞儀の角度は、慣れるまでは形も綺麗にきまらないもの。慣れないうちは鏡に自分自身を映して、角度を身体に覚え込ませる練習をしてみましょう。

1、    会釈(えしゃく)

いわゆる『通りすがりのご挨拶』に使う、頭を軽く下げるだけのお辞儀です。セリフにすると『あ、こんにちは!』って感じでしょうか。

ビジネスの場では『あ、こんにちは!』はだめですよ。立ち止まって腰を曲げ、ゆっくり頭を下げるようにしましょう。

上体を倒す角度は15度です。これで丁寧さがぐっと増します。

 

――と言っても、自分の腰の曲げ具合は見えませんから、15度の調整をするのって難しいですよね。

僕は感覚的に『あー今日も腰が痛いな』(トントンとこぶしで叩く)くらいの角度だと思っています。

2、    敬礼

これは一番よく見るお辞儀で、お客様や目上の人に敬意を表すときに使います。

店で買い物をしたときに、店員さんが『ありがとうございました』と頭を下げてくれるアレですね。

敬礼の場合、上体を倒すのは30度

爪先から120センチくらいのところを見ると30度になるというのですが、120センチ……? 感覚がワカラナイ。

男性なら、足の裏5個弱くらい先ってことでしょうか。

まあ、キープしてると腰がしんどくなってくるくらいの角度ですね。

3、    最敬礼

深く頭を下げる、一番丁寧なお辞儀です。感謝や謝罪、お客様をお見送りするときに使います。

上体を倒す角度は45度

これは『しっかりお辞儀をするぞ』と思わないとできない角度です。

むしろ自分が思うよりも、ちょっと深めくらいを意識した方がいいでしょう。

慣れていないとつい首だけぴょいっと下げてしまいがちなので、注意が必要です。

頭から腰まで一直線が、綺麗なお辞儀の基本ですよ。

 

お辞儀の角度を描くのにね、そりゃあもう苦労しました。

ツールがないのでアナログ・・・だったんですが、Excelで描けばいいじゃん!ってな事に気付き、描いてみたはいいけど、できあがったのは棒人間以下のシロモノです。

でもこれで、だいたいの腰の角度はわかってもらえるのではないかと思います。

……いえ、ごめんなさい。ちょっと、言いすぎでしたね。心の目で見て、イメージを膨らめて、わかってください。

丁寧なお辞儀をするための順序

それでは頭で、お辞儀とはなにかを理解したところで、今度は実際にお辞儀をしてみましょう。

  1. まずは、背筋をまっすぐに伸ばします。
  2. 次に、お辞儀をする相手の顔を見つめましょう。あまりじっくり見つめると、あぶない人になってしまうので、熱い視線は送らないように。敬意があることを示します。
  3. 腰をゆっくりと、既定の角度まで曲げます。このときは目線も下げるようにしましょう。
  4. 1,2,3とカウントしてから頭を上げます。頭を上げるのがあまり早すぎると、無礼なお辞儀となってしまいますので、注意してくださいね。

手は、女性は右手の上に左手を合わせて、前で重ねるのが一般的です。

男性は両脇に添えたままとしますが、職種によっては女性のように、前で重ねる場合もあります。

お辞儀の注意事項

●頭を下げるときは、腰からしっかり曲げること

大切なのは、相手を敬う気持ちです。

けして形を真似して、頭だけちょこんと下げることがないように。曲げるのは背中ではなく、腰です。視線だけを残すのもやめましょう。

 

●相手と距離を保つこと

お辞儀は案外スペースをとるものです。あまりに近くにいるときにお辞儀をすると、相手にぶつかってしまったり、不格好な礼となってしまいます。

そうならないためにも、間に人ひとり分くらいの距離をとるようにしましょう。

 

●挨拶とお辞儀は別々にすること

挨拶とお辞儀をするのならば、先に挨拶をしてからお辞儀をするようにしましょう。そうすることで、丁寧な想いが相手に伝わります。

挨拶をしながら頭を下げるのは、マナー違反ですよ。

 

お辞儀のマナーまとめ
  • お辞儀には、軽い挨拶をするときの会釈と、敬意や感謝を示す敬礼、深い感謝や謝罪を表す最敬礼がある
  • 上体を倒す角度は、会釈は15度、敬礼は30度、最敬礼は45度。
  • 頭だけ下げるお辞儀はNG。腰からしっかり曲げること

ビジネスでもプライベートでも、すべての基本は挨拶から。

逆に言えば、他がしっかりしていても、挨拶ができなければ、マナーのなってない人だと思われてしまいます。

ぜひ綺麗なお辞儀をマスターして、信頼を得るための最初の一歩をクリアしましょう。