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日記を書こう【日記を書くメリットとその効果。手頃な日記帳も紹介】

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こんにちは、ZEROです。

突然ですが、あなたは今、日記をつけていますか?

小学生の夏休みには、たいていあった日記の宿題。面倒で、僕は嫌でした。でも、成功者の多くは、日記を習慣にしているんです。

日記は、自分を見つめなおすために役立ちます。今回はその理由について、考えていきましょう。

日記を書くことで『気づき』を得られる

先日僕は、『対話の習慣があなたに成功をもたらす【自身との対話のメリットを詳しく解説!】』という記事を書きました。

簡潔にまとめると、常に自分に「この行動でよかったか」と問いかけることで、問題点に気づくことができるという内容です。

問題がわかれば、改善点を考えることができますからね。最初の『気づき』はとても大切です。
日記には、この気づきを与えてくれる効果があります。

想像してみてください。

夏休み、小学生のあなたは、動物園に行った思い出を日記に書くことにしました。文章を書きだす前には、『ゾウが大きかったな』『ライオンは寝てばかりいたな』などと考えるはずです。

そのうちには『ゾウを見ているときに、食べていたソフトクリームを服に落として、お母さんに怒られたな』という記憶もよみがえります。子供のあなたなら『お母さんはこわかった』という感想で終わりでしょう。でも大人のあなたであれば『アイスを落としたのは、ゾウに夢中になりすぎていたせいだ』と、失敗の理由に気づくことができます。

そして『次のときは、アイスを食べてからゾウを見るようにしよう』という改善策も見つけることができるのです。

毎日の記録から、自分の行動パターンを知ることができる

今回の例は、ゾウに夢中になるあまり、動物園でアイスを落としてしまったという失敗でした。でも日記を続けて書くうちには、そのような状況が一度ではないことがわかります。

日記帳には、

  • あなたが、走り寄ってきた犬に夢中になって、段差に気づかず転んだこと
  • テレビを見ながらご飯を食べていたら、みそ汁をこぼしてしまったこと

なども書いてあるからです。
何日分かの日記を読み返したとき、あなたは『他に意識をとられていると、別のことでミスをする』という行動パターンに気づくことができるでしょう。

この癖がわかっていれば、当然、ゾウの前でアイスを食べていなくても、似たような状況では、気をつけるようになりますよね。

行動と思考のパターンから、自分の長所と短所もわかる

また、失敗の行動パターンを見つけられたように、続けて日記を書くうちには、行動だけではなく思考のパターンも見えてきます。

パターンは言い換えれば自分の癖。長所や短所のことです。

他人から言われて素直に受け止められないことも、自分でわかってしまったら、受け入れざるをえませんからね。

成功の役に立つ長所だけでなく、気をつけなければいけない短所を自覚することはとても大切なことです。

日記をあえて『手書き』することで、冷静に自分を見つめることができる

さて、ここまで読んだあなたは、日記とは、文章をとおして自分自身と対話をすることだと気づいているでしょう。

この『文章をとおして』というところ、すなわち『書く』という行為は重要です。

ついうっかり言ってしまうという意味で『口走る』という言葉があります。でもついうっかり書いてしまうという意味の言葉は聞いたことはありません。これは文章を書くためには、ある程度冷静に、考えなければいけないからです。

つまり、日記による対話は自問自答以上に、あなたを冷静に客観的にしてくれます。

そして、客観的な、第三者的な視点を持つということは、あなたが考えていることが本当に正しいか見極めるうえで、とても大切なことです。

日記は手書きが良い理由

また、あえて『日記を手書をしよう』というのには、理由があります。

そのひとつは、『手書きの文字で、自分の感情が視覚的にわかる』ということです。たとえば、いらいらしているときに文字を書くと、走り書きのような乱雑なものになるでしょう。でも落ち着いているときは、読みやすい丁寧な文字になるはずです。

文字を見て「自分は今こんな気持ちを持っているのか」と気づくことができれば、対話の役に立ちますよね。

そして、日記を手書きで書くとよいふたつ目の理由は、『記憶に残る』ということです。

パソコンは漢字の変換などは、キーボードのクリックで簡単に行えます。書けないけれど、漢字変換はできる文字っていうのも、多いですよね。しかし手書きは、自分の手を動かして文字を書きます。だから脳の刺激になり、文章が記憶に残るんです。自分と対話して見つめた内容が頭に残るって、次の日以降に生かすためには、大切なことですよ。

このふたつの点により、日記で対話をするためには、手書きの方が都合がいいんです。

日記帳の紹介【購入リンクあり】

サイズや紙質デザインなど、こだわり出したらきりがないほど、たくさんの種類がある日記帳。でも三日坊主で終わっては意味がありませんよね。

続けるためには、書きやすい気に入ったものを選ぶのが一番!ということで、どれを勧めるということではなく、日記帳の種類だけ紹介しておきますね。

1日1ページ、なんでも書ける日記帳

ミドリというメーカーの日記帳です。

このタイプの日記帳のいいところは、なんともいっても、行数を気にせずたくさんのことが書けるところ。場合によっては、気になる新聞記事やデータなどを貼りつけることもできます。

去年のあの日のことがわかる連用日記
アピカというメーカーの、三年分の日記が書ける日記帳です。

この種類の日記帳は、1ページに複数の年の日記を書ける作りになっています。

たとえば、今年の今日、去年の今日、おととしの今日が、同じページになっているのです。そのため、1日に書ける文章量は数行分。でも過去の自分と今の自分を比較したい人には都合がいいでしょう。

鍵付きの日記帳

リンク先はLaLa Martというところに、鍵付きの日記帳です。

パソコンは、パスワードを使えば、誰にも見られないようにすることできます。でも、日記帳は家族の誰かがうっかり見てしまうかも……。

そんな不安のある方は、鍵付きの日記帳もあります。

デザイン性の高い日記帳について。

日記が大事とわかっても、やっぱり三日坊主になってしまいそう……。そんな人は、つい手に取りたくなるような、デザイン性の高いものもお勧めです。

これはみなさんの好みになりますので、いろいろ探してみてくださいね。

番外編 良かったことを書きためる日記

ビジネスの雰囲気とはちょっと離れてしまいますが、よかったことを書きとめるために作られている、『ミドリのしあわせ日記』というものもあります。

なかはシンプルで、一日の文字量は数行程度。

自分と対話をするには足りない分量かもしれませんが、変わり種としてどうぞ。

日記を書こう。まとめ

日記とは
  • 過去の体験を思い出すことによる『気づき』を得られる。
  • 毎日の記録から、自分の行動の癖を見つけられる。
  • 行動と思考のパターンから、自分の長所と短所もわかる
  • 冷静さと客観性を身につけることができる。

という、自分を見つめるために大切な効果を与えてくれます。だからこそ成功者は、日記を習慣化しているのです。

そう聞けば、あなたもさっそく日記を書きたくなってくるでしょう。ベッドサイドにノートを置いておけば、眠る前の習慣にすることも、そう難しくはないはずです。

ぜひ日記をつけることで、自分を見つめなおし、成功の役に立てていきましょう。