過去の成功例・失敗例

『お客様との信頼関係で商売は成り立つ』その理由とは

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こんにちは、ZEROです。
それでは前回の続きです。

前回、僕の最初のビジネスは転売だったと書きましたが、中学生になったら小学生の頃より学校からの帰宅時間が遅くなり宿題も多くなるため、転売もそこまでできなくなります。

そこで思いついたのが購入代行サービスでした。

購入代行サービスって何?

購入代行サービスって何?って聞かれることがありますが、もうそのまんま、購入したい本人の代わりに購入をするサービスです。

主に通信販売で自宅に届いて欲しくないものを、代わりに購入し購入者へ届けるサービスです。

購入者に全ての手続をしてもらい、単純に受け取りと届け(届けると言っても学校ですが)だけであれば、1回につき200円〜300円、購入手続きもこちらでやるようであれば500円。

当時中学生ですので、お小遣いの範囲でのやり取りになるわけですから、殆どが低価格帯での取引でしたが、極稀に500円のものもありました。

リスクはないの?

リスクについてはですね、学校ですので金銭の授受があるのが先生にバレないことが第一です(笑)怒られるだけでなく、保護者を呼ばれかねませんから。

それから、お金を持っていることが上級生にバレないこと。バレると色々と厄介ですからね。

あとは可能性としては、発注商品の間違いのリスクですかね。

単に受け取り&届けだけであれば、ただ家で待っているだけで勝手に届いてくるので簡単ですし、気は楽です。

幸い何事も起こりませんでしたが、代わりに購入手続きまでするということは購入商品の間違いがあった場合、再度商品を発注する手間と、欲しくもない商品を自身でお金を払って買い取らなくてはならなくなるからです。

今現在は実際に、在宅ワークで購入代行サービスというのがあるようですね。これを読んでくださっている方でもしやっている方がいらしたら、購入間違いにはホント、気をつけてくださいね。

あ、一番大事なこと。商品が届いたのに、持って行くはずの日に持って行き忘れた場合、依頼者に怒られます。これは当然。これが起きると信用がガタ落ちですので、依頼者との約束には最新の注意をはらいます。

簡単に稼げるもの?

この前の項でも書きましたが、単に受け取りであれば楽です。簡単です。待っていれば勝手に送られてきて、自分からまず最初に何かをする手間がありませんから。

大変なのは商品が届いてからです。

大きかろうが重かろうが、雨が降っていようが件数が重なって複数人の荷物があろうが、基本は期日に依頼者の手元に届ける必要があります。雨がひどい日は最悪ですね。商品が濡れないように一番神経を使いました。

最終的結論で、簡単か大変かを一言で片付けるなら、どちらかといえば大変です。

転売のように自分で買って自分で売って自己完結できるものと違い、対お客様がいらっしゃるわけですから、気を遣わないわけがないし、何かアクシデントがあった場合トラブルに発展しかねない事だったり、届ける労力だったり。

大概の商品は比べるとゲームソフトの方がずっと小さいですし軽量ですからね。

そんな感じで思ったより大変だということに気づき、別の商売を考得ようと思った頃、相手の方から別の商売が舞い込んできました。

信用信頼から人は集まる。

自分発信でなく、お客様側から提案していただいた商売というのは、例えば【誕生日に彼女へサプライズしたいから、それまでプレゼントを預かって、当日俺が彼女を呼び出している間に彼女の机に入れてくれないか】とか、【親にバレたくないものを預かってくれないか】など。中には学生ならではの依頼もあり、それはうちもバレるとヤバイなというものもありましたが、大概の依頼は受けました。

今までの依頼でミスがなかったことに加え、丁寧に対応してくれたからと言う理由で、別の形の依頼もお願いできるか?とのことでした。

今までやってきたことでお客様から信頼をいただいたことで、仕事が舞い込んできたのです。

もちろん当時の私もお客様も皆中学生ですので、内容はまだまだ幼稚ですし、規模もずっとずっと小さいものですが、信頼を得てお仕事をいただく。という点は子供でも大人でも、どの社会でも同じ。

また、信用を得るまでには時間がかかり、信用をなくすのは一瞬です。

相手から信頼を得る。それがWEBだろうと店舗だろうと窓口だろうと、何ら変わらず、自己の仕事を発展させるには大切なことなのではないでしょうか。