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こんにちは、ZEROです。
突然ですが、みなさん。
「ああ、いらいらするっ! もうお酒でも飲まないとやっていられない!」ということはありませんか?
当然のごとく、翌日は二日酔い。痛む頭と、むかむかする胃に苦しみながら「なんであんなことをしてしまったんだろう」と考えても、時すでに遅しです。
お酒を飲むこと自体は悪くないんです。だめなのは、怒りのあまり、飲みすぎてしまうこと。ということは、感情をコントロールできれば、問題はありませんね。
「でも感情って、思い通りにならないものでしょう?」と思いますか?
では今回は、成功者たちも重視している『感情のコントロール』について、考えていきましょう。
目次
感情とはなにか?
ウィキペディアによると、感情とは『ヒトなどの動物が、ものごとや対象に対して抱く気持ちのこと』とあります。
日本では喜怒哀楽という言葉で表現されますね。
この感情は、私たちの行動のエネルギー源になります。
たとえば過去に、こんなことはありませんでしたか?
- 大好きなあの人が褒めてくれて嬉しいから、今度もおしゃれをしてみよう!(喜)
- 嫌いな上司に怒られて頭にきた! 次は見返してやる!(怒)
- テストで友達に負けて悔しいから、次はもっと頑張ろう。(哀)
- コンサート楽しかったなあ! 参加できなかったあの子にも、話してあげよう。(楽)
すでにお気づきでしょうが、
- 『うれしい』→だから、おしゃれをする。
- 『頭にきた』→だから、見返してやりたい。
- 『くやしい』→だから、次はもっとがんばる。
- 『楽しかった』→だから、友達に話をする。
すべて、気持ちと行動が結びついているのです。
こう話すと『感情によって行動に結びつくのなら、感情コントロールなんて必要ないのではないか』と言う人もいるでしょう。
たしかに、『うれしいからおしゃれをする』『楽しかったから話す』などは、プラスの感情と行動がつながった、とてもいいパターンですね。
『頭にきたから、見返す』『くやしいから、がんばる』は負の感情と行動がつながっていますが、次のステップに向けて進むという意味では、悪いことではありません。
問題は、感情が爆発してしまって、行動が抑えきれなくなってしまうときなのです。
成功者が感情をコントロールする理由
成功者が感情コントロールを重視するのは、喜怒哀楽の波が大きすぎると、行動に影響が出るからです。とはいえ、さっきのようなプラスの行動ならば問題はありませんよね。
しかし、感情はマイナスの行動を生み出すパターンもあるのです。
- 大好きな人に会えてうれしい! もっと一緒にいたいから、あとをついていってみよう。(喜)
- あの人は僕が頼んだことをしてくれなかった! 頭にきたから、しばらく無視をしよう。(怒)
- 大好きな人に振られてしまった。悲しすぎて、学校にも行きたくない。(哀)
- お友達と遊ぶの楽しい! 門限は17時だけど、もうちょっと遊んでいよう。(楽)
- うれしくても、好きな人のあとをつけるのは、迷惑行為です。
- 頭にきたから無視をすれば、人間関係は悪くなってしまいます。
- 悲しくて学校に行かないと、成績や出席日数の問題が出てきてしまいます。
- 楽しいからと門限を破ったら、お母さんに心配をかけてしまいますよね。
この4例に共通しているのは、『感情によって冷静な判断ができなくなり、間違った行動をとっている』ということです。
これは、ビジネスでは大問題。
『落ち込んでいるから仕事がうまくいかない』などと、感情の波に左右されて、モチベーションが下がってしまうのも、よくありません。
成功者は、自らの思考や言動を乱さずに、安定した結果を出すために、感情をコントロールしようとしているのです。
すぐにできる感情コントロールは『深呼吸』
さて、感情コントロールが大切だということはわかりました。問題は『誰にでもできるものなのか?』ということですよね。
簡潔に答えましょう。
『感情コントロールは、誰にでもできます』
一番簡単な方法は『深呼吸をすること』です。
子供の頃、友達に怒鳴り声を上げてしまった僕に、母は言いました。
『声を上げる前には、一拍おくようにしなさい。そうしたら、怒りがおさまるから』
一拍おく。すなわち、深呼吸です。
深呼吸は、自律神経のひとつである副交感神経を整えてくれます。
自律神経
呼吸をしたり、体温を一定に保ったり、食べたものを消化したり、人間が生きていくためにはかかせない体内機能を調整している神経のこと。
副交感神経と、交感神経がある。
副交感神経
自律神経のうち、体を休めるためのもの。
交感神経
自律神経のうち、体を活動させるためのもの。
怒りには、交感神経が関わっています。活動的になりすぎた交感神経を落ち着かせるために深呼吸がいいのです。
負の感情を抑えるためには『他のことを考える』のも有効
落ち込んでいるときに、元気になるために、好きな音楽を聞いたり、美味しいものを食べたりすることがありますよね。
負の感情を抱えたときは、こうした『問題から目をすらす行為』も有効です。
とはいえ、感情の乱れが大きければ、長く気持ちを安定させることは難しいのも事実。
ただ、少しの間は確実に浮上できますよ。
長期的に感情コントロールをするために、自律神経を整えよう
前項で僕は、幼い頃に母に怒られたのを例をあげて『怒りは自律神経を乱すけれど、自律神経を整えれば、気持ちは安定する』と書きました。
この『自律神経を整える』ということが、感情コントロールにはとても大切です。
自律神経は、生活習慣と深く関係しています。
生活習慣とは、健康問題になると必ず話題に上がる『バランスのとれた食事と適度な運動と、睡眠』のことです。
もちろん、食事も運動も睡眠も、全部整えられれば一番いいのですが、多忙なビジネスマンには、なかなか難しいこと。
この中で特に大事なのは、副交感神経を優位にする『睡眠』です。
よく眠るために
- ゆっくりと湯船につかり、副交感神経の活動をうながして
- 眠る一時間前から、パソコンやスマホを見ずに
- 早めにベッドに入る
パソコンやスマホを見ないのは、発生するブルーライトが、交感神経を活発にさせるからです。
ベッドの中でメールチェックをしたり、ネットをしたりするのは、安眠のためにはやめたほうがいいでしょう。
睡眠の他には、日記を書いたり、良いこと探しをしたりするのも有効です。
こちらについては、僕の過去の記事を読んでみてくださいね。
日記を書こう【自分を見つめなおすためには、時間を割いてでも日記はつけるべき。日記を書くメリットとその効果。日記帳も紹介】
いかがでしたか。
成功者たちが、感情をコントロールするべく努力をしている理由がわかったでしょうか。
感情コントロールは、あなたにもできます。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。