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こんにちは、ZEROです。
以前僕は、「自分が楽しんでやらなかったら他人はもっと楽しめない」という記事を書きました。
あなたにとって、自分が楽しめることとはどんなことですか? 僕はやっぱり好きなこと!好きだし得意だと、悩むことが少ないしうまくいくことも多いから、楽しくなります。
今回は、自分の得意分野を伸ばすことの大切さについて、お話します。
得意分野は苦手分野をカバーできる
学生時代、あなたには得意科目と苦手科目があったのではないでしょうか。得意科目はテストで平均点以上、でも苦手科目はぼろぼろなんて人もいたかもしれません。苦手を克服するドリルなんかも発売されているくらいですから、不得手なことを学ぶのは、大切なことなのでしょう。
でも苦手な科目ばかりを勉強するのって大変ですよね。それで勉強が嫌いになってしまうことだってあります。それよりは得意科目を伸ばして、その点数で合計点数を引き上げた方が、効率が良いと思いませんか。
もちろんこれには、苦手科目が最低ラインに達しているという条件はあります。0点ではどうしようもありませんからね。
ただ、人の努力には限界があるもの。すべてを均一に伸ばしても、それがよほど人より秀でなければ結局は「ちょっと出来のいい人」になるだけです。それよりは「自分はこの教科だけは、誰にも負けない」と思うものがあれば、それが強みになります。
得意分野に関わることは、いくらでも夢中になれる
僕が子供の頃、中学から英語の授業が始まりました。初めて学ぶ言語ですから、当然知らない単語ばかり。英語教師は、毎日英単語をノートに1ページ分、書き取りするという宿題を出しました。
苦手な人にとっては、これはひどく苦痛なことです。だって毎日毎日、嫌いな英語が続くんですから。でも英語が好きで得意な僕の友人は、1ページどころではなく、何ページも書きとりをしてきました。まさに「好きなればこそ」というやつです。
毎日「楽しい」と思いながら、英語の書き取りをした友人は、そのうちに英語はクラストップの成績になりました。
『他の人にとっては大変で、努力が必要なことでも、それを好きな人にとっては、努力ではない。だからどんどん上達していく、知識を身につけていくことができる』
今思えば、まさにこのことを実感したときだったと思います。
得意は自信につながる
さて、友人の話はここまでにして次はあなたの場合です。あなたが得意教科で希望の点数をとることができたら・・・当然嬉しいですよね。「そして、次ももっといい点数をとろう」と思うはずです。逆に1番だったのにちょっと失敗をして2番になってしまったら「次こそは頑張ろう」と考えるでしょう。
「これが得意だ」と自覚した瞬間から、人はその物事に自信を持ちます。そして自信があることは、より伸ばしたい、負けたくないと思うものです。だからこそ勝負をするならば、向上心も闘争心も持って取り組める、得意分野がいいのです。
さらに言えば、得意分野ならば、他の分野よりも継続しやすいものです。継続の大切さについては、「『継続は力なり』継続することが大事な理由と、継続することのメリット」の記事にも書きました。好きだから、得意だからと続けていけば、そのうちに、目標もできてきます。また、たとえ途中で失敗しても、そこで諦めるのではなく「どうして失敗したのか」と考えられますから、未来につなげていけるのです。
得意分野が伸びる理由と不得意分野が伸びにくい理由
川に一隻の船が浮いていると仮定します。その船にあなたは乗っています。
川の水は、あなたの不得意分野の方角から得意分野の方角へと流れています。
川上は不得意分野です。いいですか?
自力で船を漕いで川上へ進むのは容易なことではありません。一生懸命漕いで漕いで、疲れて休んで流されて、また漕いで漕いで。一体いつになったら川上へたどり着けるのやら?
逆に川下へ漕いで進んでみましょう。大して漕がなくても、水流で勝手に流されて船は川下へ向かいます。もっと早く進みたければほんの少し努力をして漕いでみれば、かなり速いペースで川下へたどり着くでしょう。
解りますか?不得意分野は自力ではなかなか進まないんです。勉強で例えれば、塾の先生を一緒に船に乗せて漕いでもらっても、力が2倍だから少し早く進むけど川上へ向かうのはやっぱり疲れてしまう。でも川下へ2倍の力で漕いだらものすごい速さで辿り着くから疲それほど疲れないし、達成できるから楽しい。
そういうことです。まずは得意分野を見つけましょう。そしてそれが得意とわかったら、ブレずに突き進みましょう。あなたが輝くことができる分野は必ずあります。あなたの「楽しい」と「得意」大切に、勝負をかけていきましょう。
【得意分野がわからない人へ】
得意なことは、多くの場合、好きなことから構成されていくものが多いものです。もし自分の得意なことや好きなことがわからない人は、これまでの自分を振り返ってみるといいですよ。詳しくは僕が以前に書いた、「人生を振り返る時間を作る【振り返ることで見えてくる自分自身の事】」を参考にしてみてください。